
部屋が変わると、過ごす時間も変わる。北欧空間の施工事例4選
ドアを開けた瞬間に、肩の力がふっと抜ける。
ソファに座ると、いつもよりゆっくり過ごしたくなる。
理想の住まいをつくるうえで大切なのは、流行の家具や配色を再現することだけではありません。
その部屋で、自分がどのような気持ちになれるか。
インテリアデザイナーのスティーネが手がけた4つの空間から、天然木のAkupanelによって、部屋の見た目と過ごし心地がどのように変わるのかをご紹介します。
1.眠る前の時間まで穏やかになる、天然木の寝室
白を基調とした、明るく清潔な寝室。
それでもベッドの後ろに何もないと、視線の落ち着く場所がなく、空間がどこか平坦に見えることがあります。
この事例では、ベッド背面の壁にクラシックオークのパネルを取り入れました。
天然木のやわらかな色合いと、スラットがつくる端正な縦のラインによって、ベッドを包み込むような背景が生まれています。
朝は自然光を受けて、木目が明るく穏やかな表情に。夜は照明によって陰影が深まり、静かに休みたくなる落ち着いた雰囲気へ変わります。
ただ眠るためだけだった部屋が、一日の終わりをゆっくり過ごしたくなる場所へ。
天然木の壁が、寝室に視覚的な温もりと安心感を加えています。
2.広く無機質だったリビングを、人が集まる場所へ
高い天井と、大きく広がる白い壁。
明るく開放的である一方、素材の表情が少ない空間は、冷たく感じられることもあります。
このリビングでは、床から天井までAkupanelを設置。天然木の縦のラインが天井の高さを引き立てながら、広い室内に温もりと視線の行き先をつくっています。
さらに、部屋の角を囲むようにパネルを配置することで、広い空間の中に落ち着いて過ごせるコーナーが生まれました。
ソファに座って話す。家族で映画を見る。友人と飲み物を片手に過ごす。
何もなかった壁に木の表情が加わることで、人が自然と集まり、長く過ごしたくなる場所へ変わっていきます。
寝室にも同系統の深い木色を取り入れると、部屋ごとのつながりが生まれ、住まい全体の印象も整います。
3.仕事だけで終わらない、会話が生まれるスタジオ
仕事や創作に使う部屋は、機能だけを優先すると無機質になりがちです。
一方で、物を増やしすぎると、集中しにくく、雑然とした印象になってしまいます。
このホームスタジオでは、深い木色のAkupanelを背景に取り入れ、仕事に向き合いやすい落ち着きと、人を招きたくなる温かさを両立しています。
天然木の壁があることで、画面や機材だけが目立たず、空間全体にひとつの世界観が生まれました。
オンライン会議の背景としても整って見え、仕事を終えた後は、人と会話を楽しむ場所として心地よく使えます。
壁の使い方は、暮らしに合わせて変えられる
CREATEシリーズを組み合わせれば、Akupanelは美しい背景から、暮らしに役立つ壁面へ変わります。
テレビを設置する。本や作品を棚に飾る。ヘッドホンや小物を掛ける。
専用アクセサリーはAkupanelのスラットを活用して取り付けるため、アクセサリーを追加するたびに壁へ新しく穴を開ける必要がありません。
用途や気分が変わったら、配置を組み替えることもできます。
最初から完成形を決めるのではなく、暮らしながら自分に合う空間へ育てていけます。
4.高い天井を生かしながら、空間に温もりと重心を
天井が高く、コンクリートの質感が印象的な開放感のある部屋。
その一方で、背の低い家具と広い壁面の間に余白が生まれ、空間がどこか寂しく見えていました。
音も壁や天井へ跳ね返りやすく、広さが空虚な印象につながっていた空間です。
そこで、壁全体を覆うのではなく、中央のスペースを囲むようにAkupanelを配置しました。
床から天井へ伸びるスラットが空間の高さを美しく強調しながら、中央に自然と視線が集まる場所をつくっています。
コンクリートの無機質な表情に天然木の温もりが重なり、広さを生かしたまま、落ち着きのある空間へ変わりました。
すべての壁をパネルで覆わなくても、見せたい場所を囲むように設置することで、空間に明確なメリハリをつくれます。
飾るものを変えながら、自分らしい景色をつくる
CREATEシリーズの棚やハンガーを使えば、アートや植物、思い出の品をAkupanelへ加えられます。
春には明るい花を飾り、秋には落ち着いた色のアートへ。新しい作品に出会ったら、配置を変えて楽しむ。
家具を動かしたり、壁へ何度も穴を開けたりしなくても、季節や気分に合わせて空間の表情を変えられます。
天然木の壁を完成させるのではなく、自分の好きなものを少しずつ加えながら、自分だけの背景へ育てていくことができます。
美しい部屋ではなく、自分が心地よくいられる部屋へ。
4つの事例に共通しているのは、Akupanelによって見た目だけが変わったわけではないということです。
寝室には、眠る前の時間をゆっくり過ごせる穏やかさを。
リビングには、家族や友人が自然と集まる温もりを。
スタジオには、集中と会話の両方を楽しめる心地よさを。
天井の高い部屋には、広さを生かしながら落ち着ける重心を。
天然木の表情、立体的な陰影、室内の反響音に配慮した構造によって、その場所で感じる空気まで穏やかに整えていきます。
Akupanelがつくるのは、木目のある壁ではありません。家にいる時間を、今よりもっと好きになれる空間です。
次に変えたいのは、どの部屋ですか?
寝室のベッド背面を、静かで落ち着ける景色にする。
リビングの一角を、家族が自然と集まる場所にする。
仕事部屋の壁を、集中しながら自分らしさも感じられる背景にする。
部屋全体を一度に変える必要はありません。よく目に入る一面や、長く過ごす場所から始められます。
毎日を過ごす空間に、天然木とともに暮らす北欧の心地よさを取り入れてみませんか。





